借用和音分析
コード進行を入力すると、モーダルインターチェンジの観点から各コードがどのモードからの借用かを分析します。
「|」で区切り。括弧内はコード外の旋律音(例: G7 (Ab))。テンションは括弧を使わず Abmaj7#11。
詳しい設定ソース: Ionian / 競合集合: 識別優先
- 色優先 = 教会旋法の7モードとだけ比べる(慣用の借用色を拾う運用。1つに絞ることは目的にしない)
- 識別優先 = 19モード全部と比べる(ハーモニックマイナー由来・メロディックマイナー由来も含め、どこまで一意に決まるかを見る)
枠で囲んだ区間が借用です。無印は C Ionian の中、金字はソースに無い音。
借用の読み
ソースに無い音が出た区間ごとに、同主音のどのモードからの借用として読めるかを出します。
①Bdim7 G7→C Harmonic Minor(ハーモニックマイナー系)からの借用✓ 読みは1つ(対19モード)詳細
| イベント | 鳴った音(累積) | 残る候補(対19モード)と、この音で切られた競合 |
|---|---|---|
| Bdim7 | D F A♭ B | Harmonic MinorIonian ♯5 |
| G7 | D F G A♭ B | Harmonic MinorIonian ♯5 |
ソースから変わる音: E♭ A♭うちまだ鳴っていない音: E♭
このツールについて
中心(キー)とソース(基準にするモード)を宣言すると、コード進行と旋律音を鳴った音として順に蓄積し、ソースに無い音が出た区間を「借用」として切り出します。区間ごとに、同主音のどのモードとして読めるか、その読みがどこまで一意かを表示します。
比べる相手(競合集合 K)は2つから選べます。「色優先」は教会旋法の7モードだけと比べます — 慣用のモーダル・インターチェンジの色(サブドミナントマイナー、フリジアン色など)を拾う運用で、1つに絞ることは目的にしません。「識別優先」は19モード(教会旋法7+ハーモニックマイナー由来7+メロディックマイナー由来7 −縮退2)と比べ、その響きが借用元をどこまで一意に決めるかを見ます。区間の切り方もこの K に従うので、同じ進行でも色優先では区間が短く切れ(例: Cmaj7 | Fm7 | G7 | Cmaj7 は Fm7 だけが借用でサブドミナントマイナー色)、識別優先ではより長い区間が1つのモードで読める(Fm7 G7 で C Harmonic Minor)、という差が出ます。教会旋法では読めない借用(Bdim7 など)は、色優先ではその旨だけを表示します。
中心・ソース・競合集合・区間の切り方はすべて宣言入力です。診断はその宣言の下での主張であり、中心そのものを推定はしません(中心はベース・持続音・解決・旋律・反復で決まります)。
中心を決めずにコード1つのペアレントスケールを見るには Family Finder へ。