Taro Contrabass Music Labコントラバス・音楽理論の教室

クロマチックチューナー(コントラバス調整版)

マイク停止中— Hz
—
実音
E141.39 Hz
A155.25 Hz
D273.75 Hz
G298.44 Hz
基準ピッチ A4442Hz
›このチューナーについて

コントラバスの低音に合わせて調整したクロマチックチューナーです。開放弦で倍音の方を表示しないことと、弓の細かな揺れで針がふらつかないことを重視しています。基準ピッチは A4 = 442 Hz から始まります。録音すると、音程の推移・ビブラート・倍音の構成も分析できます。

低音が測りにくい理由と、このチューナーの測り方

倍音の方を表示しない

開放弦では、オクターブ上の第2倍音や第3倍音が基音よりずっと強く鳴ることがあり、多くのチューナーはその音を表示してしまいます。ここでは、低い方の音にしかない倍音(E1 なら E2 には無い奇数倍音)が波形に残っているかを確かめ、残っていれば低い方と判定します。弾き始めの一瞬は、それを確かめられるまで表示を待ちます。

弾いている音を保持する

ピチカートの減衰中や残響の中でも、その音の倍音が残っている間は上の音へ飛びません。弦の中央に触れたハーモニクスのように奇数倍音が本当に消えたときは、オクターブ上を表示します。

針が揺れにくい

弓の細かな揺れや部屋の響きで、瞬間ごとの音程は数セント揺れます。針は約0.3秒分の波形から求めた値を、動きが小さいときほど強くならして表示し、ペグを回して音程が動くとすぐ追いかけます。ピチカートは高い倍音から先に消えて読みが下がっていくので、低い倍音だけで測ります。±2¢以内で落ち着くと「合っています」と表示します。

B0(約31 Hz)までの低音

E1 と F1 の差はわずか 2.4 Hz で、一般的な FFT の分解能(48 kHz で4096点なら 11.7 Hz)では半音すら区別できません。波形の周期そのものを測り、0.1セント単位まで求めます。5弦(Low B)・C拡張・ソロ調弦の開放弦表示と、記譜(実音の1オクターブ上)での表示にも対応しています。

マイクが基音を拾わなくても

スマホの内蔵マイクは低い音ほど感度が落ち、E1 の基音はかなり弱くしか届きません。周期は倍音だけでも保たれるので、基音が消えていても正しい音名とオクターブが出ます。ブラウザ標準の通話向け音声処理(ノイズ抑制・エコー除去・自動音量)は低音を削るので切っています。

ピチカートで合わせるとき

はじいた直後は弦の張力が一時的に上がり、数セント高く出ます。音が落ち着いてからの値を見てください。クリップ式マイクやピックアップを使うと基音まで見えるようになります。